父親として息子としたいこと。
何かの本で、「息子とキャッチボールをすることが父親としての本懐。」というのを読んだ記憶があります。
確かに、キャッチボールはしたいと思います。
「父親としての本懐」というのであれば、息子と酒を酌み交わす、というのも一般的ですが、私もしてみたいと思います。
ちょっと時間的に遠い目的になってきましたので、もっとこちら側で考えますと、一緒に釣りをしたい。
ハゼ釣りでも何でも良いんです。釣りをしたい。
そして、昨日は、これまでしたいと思っていたことの一つを実現することができました。
それは、夜、お布団に入ってから寝入るまでの間に、今日一日の出来事をおしゃべりし合うということです。
実はこれ、結婚したら上さんともしてみたいことだったのですが、内の上さん、ムッチャ夜型なんです。
寝ないんです。
おいらは朝の早いのは全然、苦になりません。夜遅いのはイヤなんです。
だけど、給料をもらわなければならないから、イヤイヤ仕事してたんですけどね、これまでは。
可能であれば、早く寝たいんです。
だから、上さんと実現することは出来ませんでした。
土日とか、仕事の都合で可能であれば、息子とは20時半ごろには、一緒にお布団に入ります。
これまでは、絵本を3冊くらい読んで、
「さあ、おしゃべりしよう」と誘っても全然、乗ってきてくれませんでした。
今日の出来事ではなく、今、自分の話したいことを話してしまうんですね。
しかし、幼稚園に通うようになったら、絵本を読まなくても
「今日はね、ユーカ先生が鯉のぼりをくれたの。赤いやつね、黄色くないよ。」などと報告してくれるのです。
まだ、甥っ子に見られたような、強度のどちて坊や状態にはなっていませんが、そのはしりなんでしょうか。
報告ばかりでなく、聞き役も務めてくれます。
子:「とーちゃんは、お仕事で何したの?」
父:「とーちゃんは、海の水を見たんだ。」
子:「お魚を見たの?」
父:「お魚よりも、ずーっと小さなプランクトンを見たんだ。」
子:「プランクトン?どんな形をしてるの?」
父:「色んな形のプランクトンがいるんだ。丸とか三角とか四角とか。そんで、みよみよって動くんだ。」
子:「そーかー、とーちゃんはお仕事をしたのかー…、ZZ…、ZZZ……」
幸せここに極まれり、って感じです。


