ボチボチやってきます。
コメント大歓迎です。
先週末、絶対に無理!と思われた天気の中、息子のポン太郎が通う幼稚園の運動会が開かれました。
開会当初は小雨も降っていましたが、途中から雨もやみ、2種目程が中止になったことを除けば、充分満足のいく運動会で、先生方の判断は間違っていなかった、大英断であったと感心しました。
幼稚園の運動会は全ての種目がメインイベントですね。ホント、どれも素晴らしいです。
そんな中、おかーさん連中のボルテージが最高潮に達するのが、2クラスの年長組さんで行われるクラス対抗リレーです。
ポン太郎は、当初は2番手で走る予定でしたが、同じクラスの女の子の考案したオーダーにより、運動会の2週間ほど前に1番手に変更されました。
私「ポン太郎は1番が良かったの?」
ポン太郎「うん。だって早く走りたいから。」
私としては、勝っているなり、負けているなりして、バトンを受けたポン太郎が、その状態からどのような走りをするのか見てみたい気もしましたが、本人が早く走りたいなら、まあ、1番手でもしょうがないでしょう。
かみさんから聞いた話では、
ポン太郎「オレの相手は○○ちゃんだから楽勝。はじめは負けといて、あとで抜く作戦
」と喜んでいるそうです。
おいおい、ポン太郎ちゃん、リレーというものが分かっているのかい?
ポン太郎がこんな作戦を心に秘めていることを○○ちゃんは、きっと知らないのだろうな…。
リレーの練習は何度もしたそうですが、ポン太郎の青組みは、相手の紫組みに一度も勝ったことが無いそうです。
まあ、たまたま、そんなクラス分けになったのでしょう。
本番もきっと勝てないんだろうな、と私は軽く考えていましたが、おかーさん連中は違います。
「紫組みは、青組みよりも3人少ないから、足の速い子3人を2回走らせている。紫組みが勝つに決まっている。」とか
「幼稚園児の基礎体力では、そんなに個人差が大きくなるわけは無い。紫組みの先生はベテラン先生で、青組みの先生は新米先生だから、指導力の差が結果となって現れている。」なんてことまで言われる始末。
たかが、幼稚園の運動会のリレーじゃんか、なんて言ったら、おかーさん連中から総シカトでしょう。
運動会当日は、なるべく自分も感情移入をしているように見せかけるよう心がけました。
そして、いよいよリレーが始まります、という段になると、どこかから青色のポンポンが配られ始めました。
だれかのおかーさんが「はい!どーぞ!!」と私にもポンポンを突き出してきましたが、「申し訳ございません、写真を撮らなければなりませんので…」と丁重にお断り申し上げました。
スタートラインにポン太郎が立ちました。
隣には小さな女の子が構えています。
よーい、どん!!
ポン太郎は素晴らしいスタートダッシュを見せてくれました。
これは、親バカなのですが、ポン太郎は明らかに、よーい、どんのタイミングを覚えていました。それほど、素晴らしいスタートでした。
隣の女の子は急遽、1番手に順番が変わったのかもしれませんが、ポン太郎はこれまでの練習でタイミングを体得していたのでしょう。
当初の作戦とは違い、ポン太郎は、ぐんぐんと差を広げていきます。
素晴らしい!!さすが、我が息子!!百獣の王ライオンはウサギを倒す時にも全力を掛けるといいます。
私は連写モードでシャッターを押し続けました。
グランドを一周して次の走者にバトンを渡す時には6m程の差をつけていました。
上出来です。
運動会前には「最後に抜く作戦」などと恐ろしいことを言っていましたが、小さな女の子相手に全力疾走し、大差をつけてゴールとは、我が息子ながらアッパレです。
私は大満足でした。
もう、青組みが勝とうが負けようが関係ありません。
あとは、青組みも紫組みも頑張ってね、という感じです。
結局、青組みは負けたんですけどね。
クラスを半分に分けて2回対戦したんですけど、2回とも負けです。しかもゴール時には半周ほど差をつけられた完敗です。
でも、まあ、いいじゃないですか。
みんなが一生懸命頑張って、楽しく走れたわけですから。
ああ、良かった良かったと、ほのぼのとした気分になっていたのは私だけだったのでしょうか。
最前列でぎゃあぎゃあと応援していた、おかーさん連中がザッと立ち上がって振り向いた時、私はぎょっとしました。
ほとんどのおかーさんが目に涙を浮かべているのです。
中には、おばーちゃんまで目に涙を浮かべています。
泣くことか??
負けたことが悔しいのか??
それとも、子供達の成長が嬉しいのか??
確かに私も感動しました。
しかし、泣く事ではないでしょう。
全く理解できなかった私は、その夜、かみさんに聞いてみました。
「これまでの色んな想いが積み重なって涙になるのよ。私も泣けたわよ。」
そーかな、そんなものかな。
うちのかみさんも結構、アツイひと、だったのかな?という疑問は、かみさんがデジカメで撮った動画を見た時に確信に変わりました。彼女はアツイ。
この時撮った私のベストショットは、ぐんぐんと差を広げながらコーナーを抜けてくる笑顔のポン太郎です。
この私のベストショットを台なしにしてくれたのが、相手の紫組の○○ちゃんです。
いえ、○○ちゃんではなく、紫組の先生ですね。
ポン太郎の後ろには泣きそうな顔で必死に走っている○○ちゃんが写っていたのです。
もしも、私が○○ちゃんの父親だったら…、でも、やっぱり先生には感謝しますけどね…、ここまで一生懸命指導して戴いて…、と。
だけど、青組みの先生にも大感謝です。
おかげさんで、うちの息子も楽しい運動会をすることができました、と。
(アカン、飲みながら書くとめちゃめちゃや…)
でもね、やっぱ基本は楽しく、だと思うんですけどね、何事も、ゆっくり、楽しく、だと思うんですよ、私は。
でもね、かみさんは違ったんです。
かみさんの撮った動画は、スタートラインに立つポン太郎と○○ちゃんはしっかり捉えているのですが、よーい、どん!!の合図とともに可愛い2人のランナーはフレームアウトします。
興奮が最高潮に達した、かみさんは、もう写すことは考えていません。応援することに必死になっているのです。
そして、うちの可愛いポン太郎ちゃんが目の前に来た時であろうタイミングに、こんな罵声が録音されておりました。
「笑って走るな (# ゚Д゚) ゴルァ!!」
開会当初は小雨も降っていましたが、途中から雨もやみ、2種目程が中止になったことを除けば、充分満足のいく運動会で、先生方の判断は間違っていなかった、大英断であったと感心しました。
幼稚園の運動会は全ての種目がメインイベントですね。ホント、どれも素晴らしいです。
そんな中、おかーさん連中のボルテージが最高潮に達するのが、2クラスの年長組さんで行われるクラス対抗リレーです。
ポン太郎は、当初は2番手で走る予定でしたが、同じクラスの女の子の考案したオーダーにより、運動会の2週間ほど前に1番手に変更されました。
私「ポン太郎は1番が良かったの?」
ポン太郎「うん。だって早く走りたいから。」
私としては、勝っているなり、負けているなりして、バトンを受けたポン太郎が、その状態からどのような走りをするのか見てみたい気もしましたが、本人が早く走りたいなら、まあ、1番手でもしょうがないでしょう。
かみさんから聞いた話では、
ポン太郎「オレの相手は○○ちゃんだから楽勝。はじめは負けといて、あとで抜く作戦

おいおい、ポン太郎ちゃん、リレーというものが分かっているのかい?
ポン太郎がこんな作戦を心に秘めていることを○○ちゃんは、きっと知らないのだろうな…。
リレーの練習は何度もしたそうですが、ポン太郎の青組みは、相手の紫組みに一度も勝ったことが無いそうです。
まあ、たまたま、そんなクラス分けになったのでしょう。
本番もきっと勝てないんだろうな、と私は軽く考えていましたが、おかーさん連中は違います。
「紫組みは、青組みよりも3人少ないから、足の速い子3人を2回走らせている。紫組みが勝つに決まっている。」とか
「幼稚園児の基礎体力では、そんなに個人差が大きくなるわけは無い。紫組みの先生はベテラン先生で、青組みの先生は新米先生だから、指導力の差が結果となって現れている。」なんてことまで言われる始末。
たかが、幼稚園の運動会のリレーじゃんか、なんて言ったら、おかーさん連中から総シカトでしょう。
運動会当日は、なるべく自分も感情移入をしているように見せかけるよう心がけました。
そして、いよいよリレーが始まります、という段になると、どこかから青色のポンポンが配られ始めました。
だれかのおかーさんが「はい!どーぞ!!」と私にもポンポンを突き出してきましたが、「申し訳ございません、写真を撮らなければなりませんので…」と丁重にお断り申し上げました。
スタートラインにポン太郎が立ちました。
隣には小さな女の子が構えています。
よーい、どん!!
ポン太郎は素晴らしいスタートダッシュを見せてくれました。
これは、親バカなのですが、ポン太郎は明らかに、よーい、どんのタイミングを覚えていました。それほど、素晴らしいスタートでした。
隣の女の子は急遽、1番手に順番が変わったのかもしれませんが、ポン太郎はこれまでの練習でタイミングを体得していたのでしょう。
当初の作戦とは違い、ポン太郎は、ぐんぐんと差を広げていきます。
素晴らしい!!さすが、我が息子!!百獣の王ライオンはウサギを倒す時にも全力を掛けるといいます。
私は連写モードでシャッターを押し続けました。
グランドを一周して次の走者にバトンを渡す時には6m程の差をつけていました。
上出来です。
運動会前には「最後に抜く作戦」などと恐ろしいことを言っていましたが、小さな女の子相手に全力疾走し、大差をつけてゴールとは、我が息子ながらアッパレです。
私は大満足でした。
もう、青組みが勝とうが負けようが関係ありません。
あとは、青組みも紫組みも頑張ってね、という感じです。
結局、青組みは負けたんですけどね。
クラスを半分に分けて2回対戦したんですけど、2回とも負けです。しかもゴール時には半周ほど差をつけられた完敗です。
でも、まあ、いいじゃないですか。
みんなが一生懸命頑張って、楽しく走れたわけですから。
ああ、良かった良かったと、ほのぼのとした気分になっていたのは私だけだったのでしょうか。
最前列でぎゃあぎゃあと応援していた、おかーさん連中がザッと立ち上がって振り向いた時、私はぎょっとしました。
ほとんどのおかーさんが目に涙を浮かべているのです。
中には、おばーちゃんまで目に涙を浮かべています。
泣くことか??
負けたことが悔しいのか??
それとも、子供達の成長が嬉しいのか??
確かに私も感動しました。
しかし、泣く事ではないでしょう。
全く理解できなかった私は、その夜、かみさんに聞いてみました。
「これまでの色んな想いが積み重なって涙になるのよ。私も泣けたわよ。」
そーかな、そんなものかな。
うちのかみさんも結構、アツイひと、だったのかな?という疑問は、かみさんがデジカメで撮った動画を見た時に確信に変わりました。彼女はアツイ。
この時撮った私のベストショットは、ぐんぐんと差を広げながらコーナーを抜けてくる笑顔のポン太郎です。
この私のベストショットを台なしにしてくれたのが、相手の紫組の○○ちゃんです。
いえ、○○ちゃんではなく、紫組の先生ですね。
ポン太郎の後ろには泣きそうな顔で必死に走っている○○ちゃんが写っていたのです。
もしも、私が○○ちゃんの父親だったら…、でも、やっぱり先生には感謝しますけどね…、ここまで一生懸命指導して戴いて…、と。
だけど、青組みの先生にも大感謝です。
おかげさんで、うちの息子も楽しい運動会をすることができました、と。
(アカン、飲みながら書くとめちゃめちゃや…)
でもね、やっぱ基本は楽しく、だと思うんですけどね、何事も、ゆっくり、楽しく、だと思うんですよ、私は。
でもね、かみさんは違ったんです。
かみさんの撮った動画は、スタートラインに立つポン太郎と○○ちゃんはしっかり捉えているのですが、よーい、どん!!の合図とともに可愛い2人のランナーはフレームアウトします。
興奮が最高潮に達した、かみさんは、もう写すことは考えていません。応援することに必死になっているのです。
そして、うちの可愛いポン太郎ちゃんが目の前に来た時であろうタイミングに、こんな罵声が録音されておりました。
「笑って走るな (# ゚Д゚) ゴルァ!!」
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1967/06/08
職業:
海の研究者
趣味:
オオクワガタ・写真・家庭菜園・釣り
自己紹介:
一度きりの人生、いろいろ楽しみたいと思います。
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