ボチボチやってきます。
コメント大歓迎です。
今日は午後から東京で会議があったので、午前中は半休をいただき、始発電車に乗って上野の国立科学博物館へ行って参りました。
前回は、会議が終わってから行ったため、閉館まであと45分しかない、という短期決戦を強いられ、お土産屋さんしか見られなかったのですが、今回は9時から12時ごろまで、たっぷり3時間近く見ることが出来ました。
最近、息子のポン太郎が図書館で借りてくる本で「まんが 化石動物記」というシリーズがあるんですが、これが科博(国立科学博物館を、こう略すのが、いわゆる「つう」のようです。)の職員を主要登場人物にしているんです。
だから、ポン太郎にとって「科博」は憧れの博物館であるわけです。
上野駅を降りると、夏休み特別展のダイオウイカがお出迎えをしてくれます。
だけど、ホントはこっちの出口に来ちゃうのは、とーしろなんですよね、だって博物館とか動物園とかは反対側の出口の方が近いんだもん。
ぐるっと回って行きました。
「聖地」へ。
そりゃあ、すげーっすよ。なってったって「国立」ですからね。
展示物自体のレベルもすげーですんが、展示の解説もすげー。
一番のめりこんだ解説は「かやねずみの系統分類について」。
まあ、姉上様から「オタッキー」と呼ばれる私としては、こんなところですね。
びっくりこいたのは、忠犬ハチ公の剥製が展示されていたこと。
白いのがハチ公で、右上の黒いのが、あのタロとジロのジロさんです。
びびりました、マジで。
やっぱ「国立」ですから、「日本」を意識してますね。
「日本に分布するノコギリクワガタの種間差について」とか。
そんで、ノコギリの頭部が5つ並んでいるわけです。
スゴ過ぎる…。
そもそも「日本館」と「世界館」に別れてますもんね。
あと、「江戸時代の女性のミイラ展示」とかにも、びびりましたね。
200年ほど前の女性だそうですが、やはり「個人」であるわけでして、その「個人」を公に展示することに対する倫理的問題と科学的意義について解説されており、また、その科学的分析結果についてのビデオ解説に見入ってしまいましたね。
そんな時、かわいらしい女子高生が「すみません」と私に声を掛けてくるではありませんか。
後ろに誰かいて、その人に話しかけているのではないかと思い、思わず振り返ってしまいましたが、9時開館とともに入場した館内には、まだそんなにたくさん人はいませんでした。
「ボク?」てな、よそ行きの感じで応えると、
かわいらしい女子高生は、おずおずとA4たて綴じのプリントを私に差し出しながら、
かわいらしい女子高生「ヴェルクマンの法則についての展示がどこにあるか、分かりますか?」と尋ねて来ました。
(さっき見たとこやんけ。イノシシとシカが北のヤツほど、デカくなっとったぞ。)とは、口に出さずにプリントに目をやると
「( )においては、同じ種でも( )な地域に生息するものほど体重が大きく、近縁な種間では大型の種ほど( )な地域に生息する。」と書かれておりました。
私「ヴェルクマンの法則なら寒いとこほど大きくなるって法則だよね。」
かわいらしい女子高生「すごーい!そーすると、ここのカッコは(寒冷)でいいんですか?」
私「うん、そうだね。」
かわいらしい女子高生「そーすると、ここのカッコは(恒温動物)ですか?」
私「そのとおり!理解できてるね。」
かわいらしい女子高生「じゃあじゃあ、ケルビンの法則でぇ、」
私「(けるびん?!おじちゃん、けるびんは知らねーな…)」
私「んんーとね、けるびんはね…、けるびんはボクの専門外なんだよね…」
各フロアにはボランティアの解説おじーちゃんと解説おばーちゃんが配置されているのですが、かわいらしい女子高生は何故、解説おじーちゃんではなく、ふつーのおじちゃんに助けを求めたのでしょうか。
なんとなく心当たりはあるんです。
科博では、エントランスでICカードの借受を申し出ると、その個人にIDナンバーを付けたICカードを無料で貸し出し、科博のWebで、ログインすると、自分がどの展示を見たかという記録を残すことが出来るのです。
後日、ポン太郎に自慢してやろうと思って、私は首から、このICカードをぶら下げていたんです。
このサービスを利用している入場者は意外と少なく、私が解説を聞きもせずに「ピコッ」とICカードを読み取らせているのを、外人さんファミリーの入場者も尊敬の眼差しで、こちらを見ておりました。
きっと、かわいらしい女子高生も、私の人となりを見た上で、尊敬の眼差しを持って、科博職員であるとの確信を持って尋ねてきたものと推察されます。
とまあ、そんなこんなで、やっぱ「国立科学博物館」は、すげぇです。
ただ、惜しむらくは、福井県立恐竜博物館を知ってしまった私にとって、恐竜コーナーは、ショボイっす。
職員の方々の研究レベルは、きっとすげぇんでしょうが、もーしわけないけど、はっきし言わせてもらって、展示は「期待外れ」です。
狭いんですよね、よーは。
ティラノとカマラがキュッて感じです。
お土産屋さん(正確には「みゅーじあむしょっぷ」というらしいですが、)では、「これでもか」というくらいの「恐竜、恐竜」のオンパレードですが、実際の展示は余りにもショボい。
これなら、福井県立恐竜博物館を引き合いに出すまでも無く、豊橋市自然史博物館のほうが、まだマシです。
どーしよ、ポン太郎は「国立科学博物館」を「恐竜の聖地」のように思っているフシがあります。
自分だけ見て来て「あそこは大したこと無いから、やめとこ」なんて言えないし…。
大体、あのお土産屋さん、みゅーじあむしょっぷがいけないのだ。期待持たせやがって。
どーしよ…。
前回は、会議が終わってから行ったため、閉館まであと45分しかない、という短期決戦を強いられ、お土産屋さんしか見られなかったのですが、今回は9時から12時ごろまで、たっぷり3時間近く見ることが出来ました。
最近、息子のポン太郎が図書館で借りてくる本で「まんが 化石動物記」というシリーズがあるんですが、これが科博(国立科学博物館を、こう略すのが、いわゆる「つう」のようです。)の職員を主要登場人物にしているんです。
だから、ポン太郎にとって「科博」は憧れの博物館であるわけです。
上野駅を降りると、夏休み特別展のダイオウイカがお出迎えをしてくれます。
だけど、ホントはこっちの出口に来ちゃうのは、とーしろなんですよね、だって博物館とか動物園とかは反対側の出口の方が近いんだもん。
ぐるっと回って行きました。
「聖地」へ。
そりゃあ、すげーっすよ。なってったって「国立」ですからね。
展示物自体のレベルもすげーですんが、展示の解説もすげー。
一番のめりこんだ解説は「かやねずみの系統分類について」。
まあ、姉上様から「オタッキー」と呼ばれる私としては、こんなところですね。
びっくりこいたのは、忠犬ハチ公の剥製が展示されていたこと。
白いのがハチ公で、右上の黒いのが、あのタロとジロのジロさんです。
びびりました、マジで。
やっぱ「国立」ですから、「日本」を意識してますね。
「日本に分布するノコギリクワガタの種間差について」とか。
そんで、ノコギリの頭部が5つ並んでいるわけです。
スゴ過ぎる…。
そもそも「日本館」と「世界館」に別れてますもんね。
あと、「江戸時代の女性のミイラ展示」とかにも、びびりましたね。
200年ほど前の女性だそうですが、やはり「個人」であるわけでして、その「個人」を公に展示することに対する倫理的問題と科学的意義について解説されており、また、その科学的分析結果についてのビデオ解説に見入ってしまいましたね。
そんな時、かわいらしい女子高生が「すみません」と私に声を掛けてくるではありませんか。
後ろに誰かいて、その人に話しかけているのではないかと思い、思わず振り返ってしまいましたが、9時開館とともに入場した館内には、まだそんなにたくさん人はいませんでした。
「ボク?」てな、よそ行きの感じで応えると、
かわいらしい女子高生は、おずおずとA4たて綴じのプリントを私に差し出しながら、
かわいらしい女子高生「ヴェルクマンの法則についての展示がどこにあるか、分かりますか?」と尋ねて来ました。
(さっき見たとこやんけ。イノシシとシカが北のヤツほど、デカくなっとったぞ。)とは、口に出さずにプリントに目をやると
「( )においては、同じ種でも( )な地域に生息するものほど体重が大きく、近縁な種間では大型の種ほど( )な地域に生息する。」と書かれておりました。
私「ヴェルクマンの法則なら寒いとこほど大きくなるって法則だよね。」
かわいらしい女子高生「すごーい!そーすると、ここのカッコは(寒冷)でいいんですか?」
私「うん、そうだね。」
かわいらしい女子高生「そーすると、ここのカッコは(恒温動物)ですか?」
私「そのとおり!理解できてるね。」
かわいらしい女子高生「じゃあじゃあ、ケルビンの法則でぇ、」
私「(けるびん?!おじちゃん、けるびんは知らねーな…)」
私「んんーとね、けるびんはね…、けるびんはボクの専門外なんだよね…」
各フロアにはボランティアの解説おじーちゃんと解説おばーちゃんが配置されているのですが、かわいらしい女子高生は何故、解説おじーちゃんではなく、ふつーのおじちゃんに助けを求めたのでしょうか。
なんとなく心当たりはあるんです。
科博では、エントランスでICカードの借受を申し出ると、その個人にIDナンバーを付けたICカードを無料で貸し出し、科博のWebで、ログインすると、自分がどの展示を見たかという記録を残すことが出来るのです。
後日、ポン太郎に自慢してやろうと思って、私は首から、このICカードをぶら下げていたんです。
このサービスを利用している入場者は意外と少なく、私が解説を聞きもせずに「ピコッ」とICカードを読み取らせているのを、外人さんファミリーの入場者も尊敬の眼差しで、こちらを見ておりました。
きっと、かわいらしい女子高生も、私の人となりを見た上で、尊敬の眼差しを持って、科博職員であるとの確信を持って尋ねてきたものと推察されます。
とまあ、そんなこんなで、やっぱ「国立科学博物館」は、すげぇです。
ただ、惜しむらくは、福井県立恐竜博物館を知ってしまった私にとって、恐竜コーナーは、ショボイっす。
職員の方々の研究レベルは、きっとすげぇんでしょうが、もーしわけないけど、はっきし言わせてもらって、展示は「期待外れ」です。
狭いんですよね、よーは。
ティラノとカマラがキュッて感じです。
お土産屋さん(正確には「みゅーじあむしょっぷ」というらしいですが、)では、「これでもか」というくらいの「恐竜、恐竜」のオンパレードですが、実際の展示は余りにもショボい。
これなら、福井県立恐竜博物館を引き合いに出すまでも無く、豊橋市自然史博物館のほうが、まだマシです。
どーしよ、ポン太郎は「国立科学博物館」を「恐竜の聖地」のように思っているフシがあります。
自分だけ見て来て「あそこは大したこと無いから、やめとこ」なんて言えないし…。
大体、あのお土産屋さん、みゅーじあむしょっぷがいけないのだ。期待持たせやがって。
どーしよ…。
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わっはは!
忠犬ハチ公、タロとジロのジロの写真とったなら江戸時代の女性のミイラも撮ってアップしてよ(展示物の撮影禁止じゃないの?)しっかしインチキ科博職員 笑った「人となり」?どこ見てるんでしょう でもポン太君のおたくキャラなら間違えるのも仕方ないかもね。で・・・メルアドとか連絡先聞いたの?
とてもスルドイ、コメントです。
>忠犬ハチ公、タロとジロのジロの写真とったなら江戸時代の女性のミイラも撮ってアップしてよ(展示物の撮影禁止じゃないの?)
とてもスルドイ、コメントです。
展示物の撮影は基本的にOKです。
勿論私はストロボは使いません。キョウビのデジカメなら楽勝で撮ってくれます。
ただし、ミイラは倫理上、禁止されていました。
>で・・・メルアドとか連絡先聞いたの?
とてもスルドイ、コメントです。
わすれとったがな…。
科博職員と間違われた嬉しさに舞い上がっておりました…。
とてもスルドイ、コメントです。
展示物の撮影は基本的にOKです。
勿論私はストロボは使いません。キョウビのデジカメなら楽勝で撮ってくれます。
ただし、ミイラは倫理上、禁止されていました。
>で・・・メルアドとか連絡先聞いたの?
とてもスルドイ、コメントです。
わすれとったがな…。
科博職員と間違われた嬉しさに舞い上がっておりました…。
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