息子のポン太郎にあげたマット飼育のサナギは、どんな調子だろう?
ふと、ビンを見てみると。
「おや??やややや!!??」
蛹室が潰れていました…。
大事にしろよ、とは言ったものの…、やはり未だ早過ぎたのでしょうか。
でも彼、雑なんですよ。
トミカでもプラレールでも扱いが雑だと思うのです。
まだ年小組みだから、というのではなく、本質的に雑なのではないかと…。
私「ねえ、ポン太郎 サナギ見えなくなっちゃったね…。」
ポン太郎「そうなんだよ~。ポン太郎がね、ガシン!て、落としちゃったんだよ~。」
私「(そ・そ・それでか…、もうちょっと水分を多くしとけば良かったかも…)ガシンと落とすとサナギの部屋は潰れちゃうんだよ。サナギ死んじゃったかも…。」



「夜遅くからは雨でしょう」と天気予報のおねーさんが言ってたので、夜早く帰りたかったのですが、日付変更線を越えてしまい、朝早くになってしまいました。
雨は降ってませんでした。でも、北の空が「ぴかっ!」と。
「?花火?まさか、こんな時間に…」と思って北の空を見ていると、今度は雲の中で「ピカ・ピカッ」と。
僕の頭の上ではお星さまが見えてるのですが、前線が北上しているので、きっと北の方で雷雨になってるんでしょうね。
「ゴロゴロゴロ」という音は聞こえませんでした。積乱雲の中で光ってるので、稲妻も見えませんでした。でも、確かに雷です。雷神ですね。
私のやってるお祭りの彫刻で有名な彫刻に風神・雷神という彫刻があります。
ポン太郎は風神は感じることができるようになりました。



今日も今日とて終電で帰宅。
疲れた…、疲れました…、身も心も…。
夢にまで見た研究職ライフ。
残業なんて言葉は知りません、いつも明るく楽しい研究職ライフ。
夢は夢でした。
そんな現実に押しつぶされながら、愛すべきマイ・ホームタウン駅で下車した瞬間、
「ポン太君、こんばんわっス。」と野太い声。
「ん?」と声の主へ顔を向けると、黒いスーツに、先のとんがった今どきふーの黒いピカピカの革靴で、白いシャツの第2ボタンまでを外し、盛り上がる大胸筋の谷間を「これでもか!」と見せ付けた、ワルそうなのが、酔っぱらってトロンとした目で、こっちを見てました。



昨年の11月頃に、手持ちの中から幼虫を1頭差し上げた方に、仕事の都合で、今日お会いしました。
最初は仕事の話ばかり。
トーゼンですよね、仕事でお会いしてるわけですから。
この日私は、その人のために、もう1頭、プレゼントを用意していました。
仕事の打ち合わせが終わった後、おもむろに「はい、どーぞ」とお渡ししたのです。
オオクワ・ブリーダーの先輩として、ちょっと上から目線の不用意な一言とともに。
「僕んちは、蛹化が始まりましたよ。(始まっちゃいましたよ、てへへのへ)」
「うちは昨日、羽化してました。みたら背中がまだ白かったので、びっくりしちゃって、そっとしておかなければいけないって、教えていただいたので、また元の状態に、そ~っと、そ~っと戻しておきましたけど、それで良いんですよね。」



ようやくマット飼育のビンで2頭のオスの蛹化を確認できたので、息子の友達にあげることができるようになりました。
上さんに、めぼしい友達を聞くと、現在、息子が一番好きなお友達は、同じ年小さんだけどクラスは別の女の子のお兄さんである年長さんの○○君だということです。
何故、同じクラスの子ではないのか?一歩譲って、何故、同じ年小さんではないのか?と上さんに尋ねたところ、年小さんを幼稚園へ送っていくと、園門(?)の所で年長さんが待っていてくれて、門から教室までは年長さんが手をつないで連れて行ってくれるシステムになっており、○○君には何度か、そのエスコート役をしてもらったとのこと。
○○君は教室の前まで手をつないで連れて行ってくれたけど、別の子のときは、教室の前までではなく、門からちょっと歩いただけで、すぐに手を離して、ひとりで自分の教室に行ってしまう子もいるそうです。
そういう子を責める気持ちは毛頭ありません。
むしろ、教室の前まできちんと連れて行ってくれる○○君のほうが少数派だと思います。


