ボチボチやってきます。
コメント大歓迎です。
息子のポン太郎は、最近、足し算が出来るようになって来ました。
ポン太郎「とーさん、とーさん、10たす20は30だよね。」
私「おお!すげーじゃん!ポン太郎は足し算ができるようになったのか。」
ポン太郎「うん、20たす20は40でしょ。」
私「おおお!合ってる合ってる!すげーよ!」
ポン太郎「じゃあ、15たす15は … 、… 、30くらい?」
ポン太郎「とーさん、とーさん、10たす20は30だよね。」
私「おお!すげーじゃん!ポン太郎は足し算ができるようになったのか。」
ポン太郎「うん、20たす20は40でしょ。」
私「おおお!合ってる合ってる!すげーよ!」
ポン太郎「じゃあ、15たす15は … 、… 、30くらい?」
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息子のポン太郎の運動会の種目の一つに「親子で綱引き」がありました。
リレーと同じでクラスを半分に分けて、青組みと紫組で2回勝負をするのです。
まあ、こんな競技ですから、当然、かみさんではなく、私が出場しなければなりませんね。
旦那がおるのに、かみさんを出したら、後で何を言われるかわかったものではありません。
これは、出ずばなるまい、と観念し始めた頃、ポン太郎のクラスメートの「がっきー」のおとーさんがえらい作戦を考えてくださいました。
「B組の声出しは僕がやるので、A組の声出し役をポン太郎君のおとーさんにやって欲しい。」とかみさんを通じて伝えて来たのです。
ちょっとちょっと、声出すの??
がっきーのおとーさんも地元でお祭りをしているそうですが、お祭りつながりということで私に白羽の矢が立ったのでしょうか。?
しかし、見せかけの「やる気」をちょろちょろと見せている私なんかよりも、炎のような「やる気」のオーラを体中から発散している若いおとーさんがたくさんいるのに。
運動会当日には、直接、あいさつに来て、「ボク、ひそかに勝ちに行きたいんで、よろしくお願いします。」と。
私「ああ、かみさんから聞きましたよ、了解です。(・ω・)ノ 」と軽く答えておきました。
綱引きの綱につかまる順番は、リレーを走る順番で、ポン太郎はA組の1番、運動神経抜群のがっきーはB組のアンカー。
A組、B組が一列に並んで綱と並行して入場し、先に試合を行うA組だけが180度反転しながら綱につかまると、なんと、私のすぐ横にがっきーのおとーさんが見張り役のように座っているではありませんか。
田舎に有るため、市内では最も広いグランドでも相手チームのおとーさんも近ければ、据わった目つきで私を見つめるがっきーのおとーさんも直ぐ近く。
やばいな…、こりゃ…
先生が試合前の注意事項を説明してくださいます。
「子供たちは、裸足です。綱引きに熱中し過ぎて、子供たちの足を踏まないように注意して、子供たちと一緒に楽しみながら綱引きをしてください。」
ほら、やっぱり。
「楽しむ」、これが基本だと思うんです。
なんで、みんな勝ちに行くんだろうな (・ω`・?
勝つことよりも大事なことがあるのだよ… (´∀` )
なんていってても、よーい、どん!となると力を出してしまうものなんですね。
その瞬間、右足ふくらはぎに「ぴくっ!」と違和感が走りました。
あぶねえ、あぶねえ。
この私としたことが、ついつい本気を出してしまいました。
やる気が無いから準備運動も何もしてないので、こんな状態でマジになっては体を壊します。
先生のご指導に従い、楽しませてもらうことにしました。
ふつー、綱引きする時は上を向いて引っ張る格好となるのですが、横を向いて、ポン太郎と目を合わせながら、お祭りみたいに「よ~んで~おーと、で~~~~」と遊びながら引っ張りました。
「ヨイサ!ヨイサ!」とはしゃいで綱を引っ張ってました。ポン太郎は乗ってこずに一生懸命引っ張ってました。
結果は私達、青組さんが勝ちました。
きっと、他のわかいおとーさん達が頑張ってくれたからでしょう。
子供たちと万歳をした後、ふと振り向くと、がっきーのおとーさんが据わった目で親指を立てて祝福してくれました。
えかった…この人の存在を忘れていた…。
がっきーのおとーさんは頑張ったのですが、B組は負けてしまいました。
綱引きの終わった後、がっきーのおとーさんは、また、私の所に来て、「すみませんでした…」と詫びにきてくださいました。
なんのなんの…(ノД`)ヽ(・ω・=) と、軽く答えておきました。
がっきーのおとーさんがA組に入れば良かったのに、おいらはべつにB組でも良かったのに、と運動会の神様に教えてあげたくなりました。そーすれば、2人とも楽しめたのに。
運動会の後、「うちのビデオには、とても楽しそうに綱引きをしているポン太郎君のおとーさんが写っている。」と、かみさんは、ママ連のメンバーから聞かされたそうです。
やっぱ、楽しく、基本ですね。
リレーと同じでクラスを半分に分けて、青組みと紫組で2回勝負をするのです。
まあ、こんな競技ですから、当然、かみさんではなく、私が出場しなければなりませんね。
旦那がおるのに、かみさんを出したら、後で何を言われるかわかったものではありません。
これは、出ずばなるまい、と観念し始めた頃、ポン太郎のクラスメートの「がっきー」のおとーさんがえらい作戦を考えてくださいました。
「B組の声出しは僕がやるので、A組の声出し役をポン太郎君のおとーさんにやって欲しい。」とかみさんを通じて伝えて来たのです。
ちょっとちょっと、声出すの??
がっきーのおとーさんも地元でお祭りをしているそうですが、お祭りつながりということで私に白羽の矢が立ったのでしょうか。?
しかし、見せかけの「やる気」をちょろちょろと見せている私なんかよりも、炎のような「やる気」のオーラを体中から発散している若いおとーさんがたくさんいるのに。
運動会当日には、直接、あいさつに来て、「ボク、ひそかに勝ちに行きたいんで、よろしくお願いします。」と。
私「ああ、かみさんから聞きましたよ、了解です。(・ω・)ノ 」と軽く答えておきました。
綱引きの綱につかまる順番は、リレーを走る順番で、ポン太郎はA組の1番、運動神経抜群のがっきーはB組のアンカー。
A組、B組が一列に並んで綱と並行して入場し、先に試合を行うA組だけが180度反転しながら綱につかまると、なんと、私のすぐ横にがっきーのおとーさんが見張り役のように座っているではありませんか。
田舎に有るため、市内では最も広いグランドでも相手チームのおとーさんも近ければ、据わった目つきで私を見つめるがっきーのおとーさんも直ぐ近く。
やばいな…、こりゃ…
先生が試合前の注意事項を説明してくださいます。
「子供たちは、裸足です。綱引きに熱中し過ぎて、子供たちの足を踏まないように注意して、子供たちと一緒に楽しみながら綱引きをしてください。」
ほら、やっぱり。
「楽しむ」、これが基本だと思うんです。
なんで、みんな勝ちに行くんだろうな (・ω`・?
勝つことよりも大事なことがあるのだよ… (´∀` )
なんていってても、よーい、どん!となると力を出してしまうものなんですね。
その瞬間、右足ふくらはぎに「ぴくっ!」と違和感が走りました。
あぶねえ、あぶねえ。
この私としたことが、ついつい本気を出してしまいました。
やる気が無いから準備運動も何もしてないので、こんな状態でマジになっては体を壊します。
先生のご指導に従い、楽しませてもらうことにしました。
ふつー、綱引きする時は上を向いて引っ張る格好となるのですが、横を向いて、ポン太郎と目を合わせながら、お祭りみたいに「よ~んで~おーと、で~~~~」と遊びながら引っ張りました。
「ヨイサ!ヨイサ!」とはしゃいで綱を引っ張ってました。ポン太郎は乗ってこずに一生懸命引っ張ってました。
結果は私達、青組さんが勝ちました。
きっと、他のわかいおとーさん達が頑張ってくれたからでしょう。
子供たちと万歳をした後、ふと振り向くと、がっきーのおとーさんが据わった目で親指を立てて祝福してくれました。
えかった…この人の存在を忘れていた…。
がっきーのおとーさんは頑張ったのですが、B組は負けてしまいました。
綱引きの終わった後、がっきーのおとーさんは、また、私の所に来て、「すみませんでした…」と詫びにきてくださいました。
なんのなんの…(ノД`)ヽ(・ω・=) と、軽く答えておきました。
がっきーのおとーさんがA組に入れば良かったのに、おいらはべつにB組でも良かったのに、と運動会の神様に教えてあげたくなりました。そーすれば、2人とも楽しめたのに。
運動会の後、「うちのビデオには、とても楽しそうに綱引きをしているポン太郎君のおとーさんが写っている。」と、かみさんは、ママ連のメンバーから聞かされたそうです。
やっぱ、楽しく、基本ですね。



先週末、絶対に無理!と思われた天気の中、息子のポン太郎が通う幼稚園の運動会が開かれました。
開会当初は小雨も降っていましたが、途中から雨もやみ、2種目程が中止になったことを除けば、充分満足のいく運動会で、先生方の判断は間違っていなかった、大英断であったと感心しました。
幼稚園の運動会は全ての種目がメインイベントですね。ホント、どれも素晴らしいです。
そんな中、おかーさん連中のボルテージが最高潮に達するのが、2クラスの年長組さんで行われるクラス対抗リレーです。
ポン太郎は、当初は2番手で走る予定でしたが、同じクラスの女の子の考案したオーダーにより、運動会の2週間ほど前に1番手に変更されました。
私「ポン太郎は1番が良かったの?」
ポン太郎「うん。だって早く走りたいから。」
私としては、勝っているなり、負けているなりして、バトンを受けたポン太郎が、その状態からどのような走りをするのか見てみたい気もしましたが、本人が早く走りたいなら、まあ、1番手でもしょうがないでしょう。
かみさんから聞いた話では、
ポン太郎「オレの相手は○○ちゃんだから楽勝。はじめは負けといて、あとで抜く作戦
」と喜んでいるそうです。
おいおい、ポン太郎ちゃん、リレーというものが分かっているのかい?
ポン太郎がこんな作戦を心に秘めていることを○○ちゃんは、きっと知らないのだろうな…。
リレーの練習は何度もしたそうですが、ポン太郎の青組みは、相手の紫組みに一度も勝ったことが無いそうです。
まあ、たまたま、そんなクラス分けになったのでしょう。
本番もきっと勝てないんだろうな、と私は軽く考えていましたが、おかーさん連中は違います。
「紫組みは、青組みよりも3人少ないから、足の速い子3人を2回走らせている。紫組みが勝つに決まっている。」とか
「幼稚園児の基礎体力では、そんなに個人差が大きくなるわけは無い。紫組みの先生はベテラン先生で、青組みの先生は新米先生だから、指導力の差が結果となって現れている。」なんてことまで言われる始末。
たかが、幼稚園の運動会のリレーじゃんか、なんて言ったら、おかーさん連中から総シカトでしょう。
運動会当日は、なるべく自分も感情移入をしているように見せかけるよう心がけました。
そして、いよいよリレーが始まります、という段になると、どこかから青色のポンポンが配られ始めました。
だれかのおかーさんが「はい!どーぞ!!」と私にもポンポンを突き出してきましたが、「申し訳ございません、写真を撮らなければなりませんので…」と丁重にお断り申し上げました。
スタートラインにポン太郎が立ちました。
隣には小さな女の子が構えています。
よーい、どん!!
ポン太郎は素晴らしいスタートダッシュを見せてくれました。
これは、親バカなのですが、ポン太郎は明らかに、よーい、どんのタイミングを覚えていました。それほど、素晴らしいスタートでした。
隣の女の子は急遽、1番手に順番が変わったのかもしれませんが、ポン太郎はこれまでの練習でタイミングを体得していたのでしょう。
当初の作戦とは違い、ポン太郎は、ぐんぐんと差を広げていきます。
素晴らしい!!さすが、我が息子!!百獣の王ライオンはウサギを倒す時にも全力を掛けるといいます。
私は連写モードでシャッターを押し続けました。
グランドを一周して次の走者にバトンを渡す時には6m程の差をつけていました。
上出来です。
運動会前には「最後に抜く作戦」などと恐ろしいことを言っていましたが、小さな女の子相手に全力疾走し、大差をつけてゴールとは、我が息子ながらアッパレです。
私は大満足でした。
もう、青組みが勝とうが負けようが関係ありません。
あとは、青組みも紫組みも頑張ってね、という感じです。
結局、青組みは負けたんですけどね。
クラスを半分に分けて2回対戦したんですけど、2回とも負けです。しかもゴール時には半周ほど差をつけられた完敗です。
でも、まあ、いいじゃないですか。
みんなが一生懸命頑張って、楽しく走れたわけですから。
ああ、良かった良かったと、ほのぼのとした気分になっていたのは私だけだったのでしょうか。
最前列でぎゃあぎゃあと応援していた、おかーさん連中がザッと立ち上がって振り向いた時、私はぎょっとしました。
ほとんどのおかーさんが目に涙を浮かべているのです。
中には、おばーちゃんまで目に涙を浮かべています。
泣くことか??
負けたことが悔しいのか??
それとも、子供達の成長が嬉しいのか??
確かに私も感動しました。
しかし、泣く事ではないでしょう。
全く理解できなかった私は、その夜、かみさんに聞いてみました。
「これまでの色んな想いが積み重なって涙になるのよ。私も泣けたわよ。」
そーかな、そんなものかな。
うちのかみさんも結構、アツイひと、だったのかな?という疑問は、かみさんがデジカメで撮った動画を見た時に確信に変わりました。彼女はアツイ。
この時撮った私のベストショットは、ぐんぐんと差を広げながらコーナーを抜けてくる笑顔のポン太郎です。
この私のベストショットを台なしにしてくれたのが、相手の紫組の○○ちゃんです。
いえ、○○ちゃんではなく、紫組の先生ですね。
ポン太郎の後ろには泣きそうな顔で必死に走っている○○ちゃんが写っていたのです。
もしも、私が○○ちゃんの父親だったら…、でも、やっぱり先生には感謝しますけどね…、ここまで一生懸命指導して戴いて…、と。
だけど、青組みの先生にも大感謝です。
おかげさんで、うちの息子も楽しい運動会をすることができました、と。
(アカン、飲みながら書くとめちゃめちゃや…)
でもね、やっぱ基本は楽しく、だと思うんですけどね、何事も、ゆっくり、楽しく、だと思うんですよ、私は。
でもね、かみさんは違ったんです。
かみさんの撮った動画は、スタートラインに立つポン太郎と○○ちゃんはしっかり捉えているのですが、よーい、どん!!の合図とともに可愛い2人のランナーはフレームアウトします。
興奮が最高潮に達した、かみさんは、もう写すことは考えていません。応援することに必死になっているのです。
そして、うちの可愛いポン太郎ちゃんが目の前に来た時であろうタイミングに、こんな罵声が録音されておりました。
「笑って走るな (# ゚Д゚) ゴルァ!!」
開会当初は小雨も降っていましたが、途中から雨もやみ、2種目程が中止になったことを除けば、充分満足のいく運動会で、先生方の判断は間違っていなかった、大英断であったと感心しました。
幼稚園の運動会は全ての種目がメインイベントですね。ホント、どれも素晴らしいです。
そんな中、おかーさん連中のボルテージが最高潮に達するのが、2クラスの年長組さんで行われるクラス対抗リレーです。
ポン太郎は、当初は2番手で走る予定でしたが、同じクラスの女の子の考案したオーダーにより、運動会の2週間ほど前に1番手に変更されました。
私「ポン太郎は1番が良かったの?」
ポン太郎「うん。だって早く走りたいから。」
私としては、勝っているなり、負けているなりして、バトンを受けたポン太郎が、その状態からどのような走りをするのか見てみたい気もしましたが、本人が早く走りたいなら、まあ、1番手でもしょうがないでしょう。
かみさんから聞いた話では、
ポン太郎「オレの相手は○○ちゃんだから楽勝。はじめは負けといて、あとで抜く作戦

おいおい、ポン太郎ちゃん、リレーというものが分かっているのかい?
ポン太郎がこんな作戦を心に秘めていることを○○ちゃんは、きっと知らないのだろうな…。
リレーの練習は何度もしたそうですが、ポン太郎の青組みは、相手の紫組みに一度も勝ったことが無いそうです。
まあ、たまたま、そんなクラス分けになったのでしょう。
本番もきっと勝てないんだろうな、と私は軽く考えていましたが、おかーさん連中は違います。
「紫組みは、青組みよりも3人少ないから、足の速い子3人を2回走らせている。紫組みが勝つに決まっている。」とか
「幼稚園児の基礎体力では、そんなに個人差が大きくなるわけは無い。紫組みの先生はベテラン先生で、青組みの先生は新米先生だから、指導力の差が結果となって現れている。」なんてことまで言われる始末。
たかが、幼稚園の運動会のリレーじゃんか、なんて言ったら、おかーさん連中から総シカトでしょう。
運動会当日は、なるべく自分も感情移入をしているように見せかけるよう心がけました。
そして、いよいよリレーが始まります、という段になると、どこかから青色のポンポンが配られ始めました。
だれかのおかーさんが「はい!どーぞ!!」と私にもポンポンを突き出してきましたが、「申し訳ございません、写真を撮らなければなりませんので…」と丁重にお断り申し上げました。
スタートラインにポン太郎が立ちました。
隣には小さな女の子が構えています。
よーい、どん!!
ポン太郎は素晴らしいスタートダッシュを見せてくれました。
これは、親バカなのですが、ポン太郎は明らかに、よーい、どんのタイミングを覚えていました。それほど、素晴らしいスタートでした。
隣の女の子は急遽、1番手に順番が変わったのかもしれませんが、ポン太郎はこれまでの練習でタイミングを体得していたのでしょう。
当初の作戦とは違い、ポン太郎は、ぐんぐんと差を広げていきます。
素晴らしい!!さすが、我が息子!!百獣の王ライオンはウサギを倒す時にも全力を掛けるといいます。
私は連写モードでシャッターを押し続けました。
グランドを一周して次の走者にバトンを渡す時には6m程の差をつけていました。
上出来です。
運動会前には「最後に抜く作戦」などと恐ろしいことを言っていましたが、小さな女の子相手に全力疾走し、大差をつけてゴールとは、我が息子ながらアッパレです。
私は大満足でした。
もう、青組みが勝とうが負けようが関係ありません。
あとは、青組みも紫組みも頑張ってね、という感じです。
結局、青組みは負けたんですけどね。
クラスを半分に分けて2回対戦したんですけど、2回とも負けです。しかもゴール時には半周ほど差をつけられた完敗です。
でも、まあ、いいじゃないですか。
みんなが一生懸命頑張って、楽しく走れたわけですから。
ああ、良かった良かったと、ほのぼのとした気分になっていたのは私だけだったのでしょうか。
最前列でぎゃあぎゃあと応援していた、おかーさん連中がザッと立ち上がって振り向いた時、私はぎょっとしました。
ほとんどのおかーさんが目に涙を浮かべているのです。
中には、おばーちゃんまで目に涙を浮かべています。
泣くことか??
負けたことが悔しいのか??
それとも、子供達の成長が嬉しいのか??
確かに私も感動しました。
しかし、泣く事ではないでしょう。
全く理解できなかった私は、その夜、かみさんに聞いてみました。
「これまでの色んな想いが積み重なって涙になるのよ。私も泣けたわよ。」
そーかな、そんなものかな。
うちのかみさんも結構、アツイひと、だったのかな?という疑問は、かみさんがデジカメで撮った動画を見た時に確信に変わりました。彼女はアツイ。
この時撮った私のベストショットは、ぐんぐんと差を広げながらコーナーを抜けてくる笑顔のポン太郎です。
この私のベストショットを台なしにしてくれたのが、相手の紫組の○○ちゃんです。
いえ、○○ちゃんではなく、紫組の先生ですね。
ポン太郎の後ろには泣きそうな顔で必死に走っている○○ちゃんが写っていたのです。
もしも、私が○○ちゃんの父親だったら…、でも、やっぱり先生には感謝しますけどね…、ここまで一生懸命指導して戴いて…、と。
だけど、青組みの先生にも大感謝です。
おかげさんで、うちの息子も楽しい運動会をすることができました、と。
(アカン、飲みながら書くとめちゃめちゃや…)
でもね、やっぱ基本は楽しく、だと思うんですけどね、何事も、ゆっくり、楽しく、だと思うんですよ、私は。
でもね、かみさんは違ったんです。
かみさんの撮った動画は、スタートラインに立つポン太郎と○○ちゃんはしっかり捉えているのですが、よーい、どん!!の合図とともに可愛い2人のランナーはフレームアウトします。
興奮が最高潮に達した、かみさんは、もう写すことは考えていません。応援することに必死になっているのです。
そして、うちの可愛いポン太郎ちゃんが目の前に来た時であろうタイミングに、こんな罵声が録音されておりました。
「笑って走るな (# ゚Д゚) ゴルァ!!」



早く仕事から帰れた日には、晩酌をすることがあります。
その日も早く帰ることが出来たので、「今日はビールを飲んじゃおう!」と、言ったとたん、息子のポン太郎が冷蔵庫に走ります。
かーちゃんがポン太郎に缶ビールを手渡すと、ポン太郎はテーブルまで持って来てくれました。
おつまみをかーちゃんが用意してくれると、そのおつまみもポン太郎がテーブルまで運んでくれました。
ポン太郎「あ!おはし、おはしも。」
私は椅子に座っているだけ、殿様扱いです。
ポン太郎「あ!取り皿、取り皿を持ってくるわ!」
私「ええー?!どうしちゃったんだよー、ポン太郎、むっちゃいい子じゃん!」
ポン太郎は、危なっかしく背伸びをして皿を取りながら、
「何かを買って欲しいだけ~♪」と鼻歌で答えてくれました。
その日も早く帰ることが出来たので、「今日はビールを飲んじゃおう!」と、言ったとたん、息子のポン太郎が冷蔵庫に走ります。
かーちゃんがポン太郎に缶ビールを手渡すと、ポン太郎はテーブルまで持って来てくれました。
おつまみをかーちゃんが用意してくれると、そのおつまみもポン太郎がテーブルまで運んでくれました。
ポン太郎「あ!おはし、おはしも。」
私は椅子に座っているだけ、殿様扱いです。
ポン太郎「あ!取り皿、取り皿を持ってくるわ!」
私「ええー?!どうしちゃったんだよー、ポン太郎、むっちゃいい子じゃん!」
ポン太郎は、危なっかしく背伸びをして皿を取りながら、
「何かを買って欲しいだけ~♪」と鼻歌で答えてくれました。



「息子とキャッチボールをすることこそが父親としての本懐である。」と何かの本で読んだ記憶があります。
最近、息子のポン太郎が「とーさん、キャッチボールしよう!」とか「野球しよう!」と誘ってくれるようになりました。
私「(おお、この日を待っておったぞよ、我が息子!)よし!やろう!」
という気持ちで始めたのですが、最近は
私「(ええ、またやるの?やるのはいいんだけど、泣かないでね、後味が悪いから…)うん、やろうか。」
という気持ちになってきました。
泣くんです。やるたんびに悔しくて、悔しくて、泣くんです。
キャッチボールの場合、
姉貴のとこのさんちゃんから貰った、取り難そうな小さなグローブを使いたいんです。
そんなグローブ使わないほうが良いのですが、どーしても使いたいんです。
だから、取れないんです。
そーすると悔しくなってくるんでしょうね。
「投げる時は相手の取りやすい、ゆっくりとしたボールを投げるんだよ。」という私のアドバイスは頭の中から吹っ飛んでしまいます。
渾身の力を振り絞って、投げ返してきます。
6歳児のボールですから、そりゃ、取れますよね、取れる範囲に投げてくれれば。
グローブが上を向いていようが、横を向いていようが関係ありません。
胸の前で、グローブをしていないても添えて両手で取るんだよ、みたいな基本なんてクソ喰らえです。
私は、放物線の落ちていくところにグローブがあるように、山なりのボールを返します。
でも、弾かれてしまうんですよね、グローブが堅いから。
そーすると怒れてくるんですよね、彼。
私に向かってビュッと。
私は彼に向かってホワッと。
ビュッと。
ホワッと。
ビュッと。
ホワッと。
ホワッと放物線でグローブに入れるためには、距離はそんなにとれません。
わりかし至近距離でビュッと怒りに満ちたボールを受けるわけです。
投げられたボールには感情があるんです。
怒りに満ちたボールを受け続けて面白いはずがありません。
こっちもだんだんイヤになってくるんです。
ビュッと投げるボールの半分は、あさっての方向に飛んでくわけですから、それを拾いに行かなければならないし…。
そんでまた間の悪いことに、ホワッと返したボールがポン太郎のおでこにポンと当たるわけですわ。
「ぎゃははは、宇野だ、宇野だ。」なんて大笑いしたいところなのですが、クスッとでも笑おうものなら、ぴんぴんに張り詰めた彼のプライドがブチキレます。
苦しいんですよ、笑いをこらえるのが。
クックックッて、肩が震えて来るんです、マンガみたいに。
そんな時に泣きながら「なんで、とーさんは顔をねらって投げてくるの~~~~」
なんて突っかかって来るんです。
私がポン太郎ぐらい、或いは、小学校の低学年の時だったでしょうか、叔父さんにキャッチボールをしてもらった時、叔父さんは軟式ボールを持って、「さあ、キャッチボールをしよう!」と意気込んでいました。
軟式テニスのゴムボールのようなので野球をしていた当時の私にとって、軟式ボールは、硬いボールだったのです。
「(え!?それでやるの!!??)」と言い出せないまま、家の前の路地へ出ました。
叔父さんは、ずんずんと2人の距離を広げます。
「(ええ!?そんなに離れてやるの!!??)」と言い出せないまま、叔父さんは大きく振りかぶりました。
叔父さんが投げた!と思った次の瞬間、物凄い衝撃が私の顔面に走りました。
足元に転がった軟式ボールを拾おうとした時、ポタッ!と真っ赤な血がボールの隣に落ちました。
ポタッ…ポタッ…ポタポタポタ。
叔父さん「わわわわ!だいじょーぶ?だいじょーぶ?」と抱きかかえられたことを覚えています。
こんなスパルタ教育を受けてきた私にとって、硬式テニスのボールがおでこに当たったぐらいで泣かれては、
「もう、やめようか…」って、なっちゃうんです。
バッティングにしても同じなんです。
ワンストライク、ツーストライク、3つめの空振りでバッターアウト、というルールから教えていきます。
ポン太郎はヒット性の当たりを打つと、バットをポーンと放り投げて3塁方向に走り始め、ぐるっと円を描いてホームベースへ帰ってきます。
ポン太郎「1点だよね!」
ここまでなら可愛いんです。
しかし、8対0などと、ポン太郎が一方的リードをしている時に、
「へへーんだ、とーさんには負けないもんね」などとチョーシこいた子供のセリフにカチンと来て、大人気なく連続でヒットで8対9なんて逆転をしてしまうとエライことになります。
「びええええ~~ん」と泣き始め、「とーさん、もう替わってよ~~~」と泣いてしまいます。
私「とーさんはポン太郎よりも野球の練習をしたんだよ、だから、ポン太郎よりも上手いんだよ。ラジコンだって一緒でしょ?練習した方が上手くなるんだよ。」
なんて言っても、もう、彼の耳には届いていないんでしょうね。
「もう、やめよっか?」ってなっちゃうんです。
難しいです。
しかし、ここを乗り越えなければ、父親の本懐たる息子とのキャッチボールを味わうことはできないんですよね。
頑張れ、自分!
最近、息子のポン太郎が「とーさん、キャッチボールしよう!」とか「野球しよう!」と誘ってくれるようになりました。
私「(おお、この日を待っておったぞよ、我が息子!)よし!やろう!」
という気持ちで始めたのですが、最近は
私「(ええ、またやるの?やるのはいいんだけど、泣かないでね、後味が悪いから…)うん、やろうか。」
という気持ちになってきました。
泣くんです。やるたんびに悔しくて、悔しくて、泣くんです。
キャッチボールの場合、
姉貴のとこのさんちゃんから貰った、取り難そうな小さなグローブを使いたいんです。
そんなグローブ使わないほうが良いのですが、どーしても使いたいんです。
だから、取れないんです。
そーすると悔しくなってくるんでしょうね。
「投げる時は相手の取りやすい、ゆっくりとしたボールを投げるんだよ。」という私のアドバイスは頭の中から吹っ飛んでしまいます。
渾身の力を振り絞って、投げ返してきます。
6歳児のボールですから、そりゃ、取れますよね、取れる範囲に投げてくれれば。
グローブが上を向いていようが、横を向いていようが関係ありません。
胸の前で、グローブをしていないても添えて両手で取るんだよ、みたいな基本なんてクソ喰らえです。
私は、放物線の落ちていくところにグローブがあるように、山なりのボールを返します。
でも、弾かれてしまうんですよね、グローブが堅いから。
そーすると怒れてくるんですよね、彼。
私に向かってビュッと。
私は彼に向かってホワッと。
ビュッと。
ホワッと。
ビュッと。
ホワッと。
ホワッと放物線でグローブに入れるためには、距離はそんなにとれません。
わりかし至近距離でビュッと怒りに満ちたボールを受けるわけです。
投げられたボールには感情があるんです。
怒りに満ちたボールを受け続けて面白いはずがありません。
こっちもだんだんイヤになってくるんです。
ビュッと投げるボールの半分は、あさっての方向に飛んでくわけですから、それを拾いに行かなければならないし…。
そんでまた間の悪いことに、ホワッと返したボールがポン太郎のおでこにポンと当たるわけですわ。
「ぎゃははは、宇野だ、宇野だ。」なんて大笑いしたいところなのですが、クスッとでも笑おうものなら、ぴんぴんに張り詰めた彼のプライドがブチキレます。
苦しいんですよ、笑いをこらえるのが。
クックックッて、肩が震えて来るんです、マンガみたいに。
そんな時に泣きながら「なんで、とーさんは顔をねらって投げてくるの~~~~」
なんて突っかかって来るんです。
私がポン太郎ぐらい、或いは、小学校の低学年の時だったでしょうか、叔父さんにキャッチボールをしてもらった時、叔父さんは軟式ボールを持って、「さあ、キャッチボールをしよう!」と意気込んでいました。
軟式テニスのゴムボールのようなので野球をしていた当時の私にとって、軟式ボールは、硬いボールだったのです。
「(え!?それでやるの!!??)」と言い出せないまま、家の前の路地へ出ました。
叔父さんは、ずんずんと2人の距離を広げます。
「(ええ!?そんなに離れてやるの!!??)」と言い出せないまま、叔父さんは大きく振りかぶりました。
叔父さんが投げた!と思った次の瞬間、物凄い衝撃が私の顔面に走りました。
足元に転がった軟式ボールを拾おうとした時、ポタッ!と真っ赤な血がボールの隣に落ちました。
ポタッ…ポタッ…ポタポタポタ。
叔父さん「わわわわ!だいじょーぶ?だいじょーぶ?」と抱きかかえられたことを覚えています。
こんなスパルタ教育を受けてきた私にとって、硬式テニスのボールがおでこに当たったぐらいで泣かれては、
「もう、やめようか…」って、なっちゃうんです。
バッティングにしても同じなんです。
ワンストライク、ツーストライク、3つめの空振りでバッターアウト、というルールから教えていきます。
ポン太郎はヒット性の当たりを打つと、バットをポーンと放り投げて3塁方向に走り始め、ぐるっと円を描いてホームベースへ帰ってきます。
ポン太郎「1点だよね!」
ここまでなら可愛いんです。
しかし、8対0などと、ポン太郎が一方的リードをしている時に、
「へへーんだ、とーさんには負けないもんね」などとチョーシこいた子供のセリフにカチンと来て、大人気なく連続でヒットで8対9なんて逆転をしてしまうとエライことになります。
「びええええ~~ん」と泣き始め、「とーさん、もう替わってよ~~~」と泣いてしまいます。
私「とーさんはポン太郎よりも野球の練習をしたんだよ、だから、ポン太郎よりも上手いんだよ。ラジコンだって一緒でしょ?練習した方が上手くなるんだよ。」
なんて言っても、もう、彼の耳には届いていないんでしょうね。
「もう、やめよっか?」ってなっちゃうんです。
難しいです。
しかし、ここを乗り越えなければ、父親の本懐たる息子とのキャッチボールを味わうことはできないんですよね。
頑張れ、自分!



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プロフィール
HN:
ポン太
年齢:
57
HP:
性別:
男性
誕生日:
1967/06/08
職業:
海の研究者
趣味:
オオクワガタ・写真・家庭菜園・釣り
自己紹介:
一度きりの人生、いろいろ楽しみたいと思います。
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